2020-01-01から1年間の記事一覧

感情の解像度

感情の分解能というか解像度のようなものが近い人似ている人と付き合うのがいいなと感じる。比較的繊細な人間と比較的図太い人間が衝突した場合、前者の方が多くダメージを負う。ガラスのコップとステンレスのコップがぶつかり合うとガラスの方が割れるのと…

年度末所感2019

これはいつも言っていることだけど。1年365日の体感尺が加齢と共に短くなっていくの法則は私の人生には当てはまらないようだ(少なくとも今のところは)。ちなみにこれは「ジャネーの法則」という。月日があっという間に「じゃね~!」と過ぎていってしまう…

業務終了

先日カメラ屋でフィルムが売られているのを見た。ISO100の24枚撮り。プライスカード横のPOPには「渋谷で一番安い!」。値段は498円(税込547円)。この半額で手に入った頃を知ってい(て、家にストックがあ)るから買う気はおきなかった。その値上がり率は体…

不器用になりたいとか言って

不器用になりたい。「多芸は無芸」の逆をいきたい。色んなことに手を出してどれも中途半端になってしまっている。器用貧乏に陥ってしまっている。「これ!」というものが無いまま、ここまで来てしまった気がする。「何でも出来るのは何にも出来ないと同じ」…

畳に出来た人型の染み

「孤独死 清掃」「特殊清掃 事例」などのワードで検索すると簡単にショッキングな画像に辿りつけるのは、何かインターネットの抜け道といった感じがする。ああ今自分は生きているんだ、と思わされるのは死に触れたときにこそであるからか、画像検索の結果を…

女の子はエスパーではありません

何年か前にインターネットのあるページが小さな話題になっていた。大人の男が夜に行くような店のページで、それがなぜ、どのように、どのような点が話題になっていたのかは全く忘れてしまった。が、今でも覚えている一文があってそれが「女の子はエスパーで…

お湯でも飲んで

笠地蔵だっけ、かさこじぞうだっけ。昔話。年末年始になると思い出す。おじいさんとおばあさんは山奥で貧しい暮らしをしているんだけど仲が良いの。でね自分が子どもの頃読んだ絵本の中に忘れられない一文があって。「お湯でも飲んで寝ましょうか」ってセリ…

お風呂に入らなきゃ

「うつ病は洗い物からやってくる」とはよく言ったものだ。毎日すべきことの滞りは心身の働きが鈍っていることを教えてくれる。真っ先に浮かぶ洗い物といえば食器、次に衣類だろう。これらは使う度に洗わないといけないので、どんどんたまる。シンクや床なん…

2019年の振り返りをしたかったが

「思い出すのにまた向こう一年かかるのが良い一年だ」なんて言いますが。2019年の私に何がどれぐらい起こったのか、をひとつひとつ思い出す作業にはある程度の――昼食と次の朝食の間ぐらいの――時間を要した。つまりある程度以上の密度を持った期間だったとい…