2019年の振り返りをしたかったが

 

 「思い出すのにまた向こう一年かかるのが良い一年だ」なんて言いますが。2019年の私に何がどれぐらい起こったのか、をひとつひとつ思い出す作業にはある程度の――昼食と次の朝食の間ぐらいの――時間を要した。つまりある程度以上の密度を持った期間だったということだ。

 まず言えるのが、おおよそ無為とは縁遠い期間だった。ということ。

 「何々をクリアした」「何々が出来た」「何々を成しえた」という事項は多かった。一つ一つは笑われるぐらい小さなことなんだけど、積み上げてみればそれは人生を割合進められた事実として現れる、はずだ。「はず」というのも、12か月分の記録を手繰るのが今の私には難しいのである。何をどれぐらい行なったか、をとらえきれていない。正直いまも筋が通った文章を書けている感覚が無い。気力が満ちてきたらまたここに、記事を改めて書き写すことにする。

 

 

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 書き残したいこと:ライブ、コンサートや映画を何回観に行ったか、展をいくつ観に行ったか、CDを何枚買ったか、写真集も含めて本を何冊買ったかを。どこに行った、誰に会った、何を食べた、それらは新しい体験だったか。何をどれぐらい作ったか、誰かに知覚させたか。何をどれぐらい捨てたかを。