2021年6月のつぶやき

 

 ・中森明菜の『サザン・ウインド』、めちゃめちゃパトレイバーっぽいなって思った。サウンドが。

 ・軽い熱中症になったらしく言葉がすぐに出なかったり、考えがまとまらなかったりした。「あ、いま自分の脳みそパフォーマンス低下してる」と気付いたのが面白かった。メタ認知という単語はすぐに出た。

 ・なんかこう気晴らしにレンズでも買って、新鮮な気持ちになりたいな!と思うことが定期的にある。あるものの、どんな感じで撮れるかの想像が(その想像の精度はさておいて)ついてしまうので気持ちはすぐに萎びてしまう。大きく裏切られることのない想像や予想が、気力(実行の燃料)を吸い取ってしまうということは手すさび手慰みに限らず起こる。あまり良いことではない。

 

 ・先日通りがかった。高校時代ひいきにしていたタバコ屋がつぶれて全く別の店になっていた。老夫婦がやっているお店だった。その店を私に教えてくれた悪友は何故か店のおばあちゃんから孫のように可愛がられており、1,2本だけ入っている新商品のサンプルやノベルティのライターなどをことあるごとにプレゼントされていた。私はその様子がおかしくって微笑ましくもあってゲラゲラ笑っていた。2人とも学校帰りの制服姿、taspoなんてとっくに存在していた頃の話である。

 ・タバコ「パーラメント」の昔のCMは渋い夢がいっぱい詰まっている。テレビから質の高いAORが流れまくっていた時代の日本にはどんな空気が流れていたんだろう。Bobby Caldwell『Come to ME』『Heart of Mine』、Natalie Cole『Miss You Like Crazy』、Ray Parker, Jr『Over You』、Mery Dee Philip『The Rose』(これは音源が見つからない)などなど。CMを彩ったゴージャスな都市音楽には、今でも都会を歩く自分に酔わせてくれるパワーがある。このような一部のAOR・ACをさして私は「航空障害灯音楽(Aircraft warning lights Music)」と呼んでいる。


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 ・先月仕込んだ梅シロップが完成した。梅酒の方もどうやら完成した。梅酒の方はズブロッカと「いいちこパーソン」*1で製造した。普通の梅酒とはまた違った香りがして変わり種といった趣きがあり、うまい。が、お酒を飲まないので完全に持て余している。誰かもらってくれ。梅シロップはもっと作ってもよかった。冷水で割っても炭酸水で割っても、これからのシーズンはかき氷にかけてもおいしい。やっぱり酸っぱいものは身体に良い気がする。

 ・寿がきやの「みそ煮込み」うどんをケースで買った。一時期ドはまりしていたという思い出補正もあって、なんというかもうどうしようもなく美味い。どえりゃあうまい。そのまま食べてもいいけれど、玉子、ねぎ、きのこ類、かまぼこ、油揚げ、天ぷら、鶏肉などなど具材を足すと満足度が何倍にもなる。野菜もスイスイ摂れる。麺は芯を残すかためも本式でよいし、くたくたに茹でても美味しい。

 

 

 

 

 

*1:ボトルのデザインが美しくて買うものの、何せアルコールを飲まないために中身が一向に減らない。普通の「いいちこ」や「フラスコ」とは味わいが違うのかが気になるものの、確かめないので一生知らないまま終わる