2021年7月のつぶやき

 

 ・献血に行った。後日、血液検査結果が送られてきた。どうやら赤血球の数が多いようだ。自己肯定感が高まる。

 ・駅ナカコンビニの「asnas」がローソンに転換してゆくらしい。ここ数年そんなことばっかりだ。それまで当たり前のように存在したものが変わったり無くなったりしている。

 ・土岐英史が亡くなった。つややかでカキンコキンとした硬質なサウンド、時折リードがキュッと鳴る演奏が大好きだった。生で聴きに行ったこともある。去年から今年にかけて相次いでジャズフュージョンの大御所がこの世を去っている。寂しい。

 ・大好きな服屋さんが閉店するとのことだった。ここでしか手に入らないものがあって、それをここで買っていた。オーダーメイドであつらえたこともあり、自分のためにつくられたモノの心地よさを教えてもらったこともあった。生地にしろ製造にしろコストが安い海外に任せることが当たり前になり、質の良い日本製のものは売れなくなったのだと店の人が言っていた。

 ・オリンピックの自転車競技に使われていたカローラツーリングが話題になっていた。競技を見てないし詳しくないからどういう存在なのか分からないけど、予備部品なんかを積んで選手をバックアップするサポートカーなる役割を担っていたらしい。このオリンピック大会にステーションワゴン復権萌芽があったと希望的予測をしているが、どうなるかは何年か経ってみないと分からない。

 ・私が尊敬している人種。高校を出てすぐに社会に出た人、昭和生まれの人、それから女の人。みんな腹をくくれたり、しぶとさがあったり、うじうじ考えたりしないし、口より手を動かしているから。

 

 ・「輸血を行うときは、原則血液型を合わせます。なぜなら、異なる血液型で輸血を行うと輸血される血液が患者さんの血液を攻撃し、命の危険につながってしまうことがあるから。AB型の血小板はどの血液型の人に輸血を行っても、患者さんの血液を攻撃しないので、緊急で血小板を輸血するときにはAB型の血液が使用されます!」(神奈川県赤十字血液センター(公式)@kenketsu_PRより)

 ・「いいか、これは、この世界でいちばんいい銃だ!いちばんすぐれた小銃なんだ!!おれにはこれしかないんだ!だから、これがいちばんいいんだ!!」(松本零士パイロットハンター』より)

 ・富野由悠季「安定とかやりがいなんていうのは、見つけなさいよ作りなさいよ生みなさいよ獲得しなさいよ、なの!外から来るなんて思うな!」

 ・「相反するものの統合、それは象徴によって行われる。人間は象徴を生み出すことによってしか生きのびてゆくことは出来ない。それは絶えることのない想像の過程である。」(河合隼雄『中空構造日本の構造』中公文庫より)

 ・「オペレートできるということは、こうすればこうなるという結果がはっきり出てくるということです。そして、望む結果に直接的に結びつく知は、みんながほしがります。いち早くそういう知を持った人が、それによって大きな利益を手にすることができるからです。それを早く持たなければ、乗り遅れ、取り残されてしまう。

 そこで、そういう知識を早く吸収するためには、情報というものが重要になってきます。情報を他人よりもできるだけ早くキャッチするためには、東京というところが大事になります。日本国内で、世界の情報をもっともはやくキャッチできるのは東京だからです。京都にいたら遅れてしまうし、私のように、さらに丹波の篠山なんてところにいますと、ますます遅れて、ふと気がついたら、世の中がすっかり変わっていたなどということも起こってくるわけです。」(『こころの生態系 日本と日本人、再生の条件』より)