ファミりたいんだよね

 

 終電を逃してファミレスでウデウデすることがもう無いので、とってもやりたい。頻度的な話どれぐらい無いかっていうと皆既日食の日に緑色のヘビをつがいで捕まえるぐらい。とりとめのない話をしたり、お互いに(/全員が)黙り込む時間があったり、眠たくなったりドリンクバーの前で佇んだり、外を眺めて頬杖ついたりしたい。朝までカラオケとかファミレスで過ごすのって「時間はあるけどお金がない」時期(にいた人しか周りにいなかった頃)の行動様式だよね。もうそういう人は周りにおりませんの。悲し。なんか思い立ったときにやっとかないと今後永遠にない気がしてくる。

 終電を逃したくない人になった。もうそんなにデケデケ遊ばない。それにヨモギを摘んだり滝を見たりする方が合ってる、という人間になってきた。ヨモギは摘まないけどね。筆者に合っている遊び方をお教えします。お昼ごろ自然発生的に集まって昼飯食べた人とそうでない人がいる状態で喫茶店入ってクリームソーダつついたり、古本屋で映画のパンフレットめくったり、写真撮ったり、日が沈むころ床がバキャバキャの中華料理屋でニラレバつついたり。僕は何も決まってない状態も大いに許せる人だから「探し歩き」も全く構わない(これ嫌な人もいるし難しいよね)。で、もうよいところで解散。アルコールとかあんまり入れたりすると帰り道寂しくなっちゃうし、風呂に入る頃には平生のテンションに戻っていたいし。でもたまにはファミりたくなるんだよねー。

 で、誰か私と朝まで一緒にポテトの山を崩しませんか。瞳孔だかのフィルターが機能してないせいで、やけに眩しく感じる朝の光に射されつつ「じゃまた今度」って言い合いませんか。