2022年2月のつぶやき


 ・今年は奇妙な夢ばかり見る。可笑しいぞ。私の占いによると2022年は安定と出ているが、意識の底はそうではないのかもしれない。いや、そんなことはないはず。あらゆる混沌は安定に向かうという定理に基づけば困惑したり驚愕したりも、ハードであろうとソフトであろうとランディング。夢見の記録と読み返しを楽しみつつ鬱々夢うつつのうちに終わりたい。

 ・なんか、もうずっとグレーのスウェットで過ごしたい。

 ・新幹線を新しく通すとか伸ばすとかって話があるけど必要なんですかね。どんどん人口減ってってる国なのに。

 ・ネガティブなことばっかり書くと運気が下がるのでポジティブなことも書きます。笑顔・感謝・幸福・通し営業・ご飯おかわり自由・ビュッフェスタイル・生食可。好きな四文字熟語は「電気風呂」です!!はりきってやっていきます。

 ・ホンダのシャトルが生産終了になるらしい。これで5ナンバーステーションワゴンカローラフィールダーだけになるのかな。でもシャトルって弾丸形状だしステーションワゴンだなって思えなかった。ロールーフミニバンじゃん。あれをステーションワゴンだって言う人はトヨタのウィッシュもそうだっていうの?ロールーフミニバンはルーローハンに似ている。

 

 ・ケン田村『FLY BY SUNSET』を聴く。はじめから終わりまで良い。「LONG-DISTANCE CALL」、「渚のストローハット」が特にお気に入り。

 ・「町かどタンジェント」という曲の不思議な転調を知る。

 ・ギャランティーク和恵「不眠症のパンセ」をよく聴いていたのは2021年の冬だったかな。いま聴き返すとそれはずっと前だったように感じる。夜の国道で聴いていた気がする。川沿いだったかも。バイパス道路だったかも。

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 ・2021年か2020年の一時期は、夜から朝にかけての国道やバイパス道路で何か新しいものか或いは何か古いものを探し回ったりしていた気がする。見つかったのかは未だに分からない。それが何だったのかも判然としない。分からないけど、首と身体が2センチずれている感じがしたり、やけに蒸し暑かったり肌寒かったり、追い越したり追い抜かれたり、くぐったり跨いだりするうちに、防音壁の向こうから朝日が染みてきたり、まとまったゴミ袋にカラスが集まっていたり、ガソリンスタンドや自動車販売店やレストランやホテルが視界の後ろへと流れていくうちに、意識が冷たくも暖かくもない平凡な住宅街の空気へと溶けていく感じは確かにあった。それは缶に入ったペンキを川に少しずつ流し捨てるようでもあり、ドアの隙間に雑誌を挟み込むようでもあった。記憶が消えたあとも私が覚えた感触だけはアスファルトのうえに滞留し続けるだろうという確信らしきものは今もある。それでいいんだと思う。

 ・確信らしきものさえ得られると胸を張って水を飲んだりできる気がする。その確信らしきものは、立脚事由とでも言い換えられるかもしれない。頭の中で飼っているラブラドールもうんうんと頷いている。

 

 ・くりかえし見ている。大好きな画家の動画。

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