・一年に一回言うか言わんかのセリフ。「ああ、これ競技用の方ちゃう?」
・先月のこと。ポケモン金で遊んでいたら色違いのイシツブテが出た。45ばんどうろ、フスベシティの南で。無事に捕まえた。とりあえずゴローンに進化させた。
・6月の下旬から7月にかけて、朝はymoの『浮気な僕ら』を聞いていた。きれいなはずなのに清潔感に欠ける気がする空白が多い空気と、前向きになれない心境にハマるサウンドだと耳から入れる習慣が少しの期間だけあった。特に「邂逅」と「音楽」をかけていた。
・ネトフリで『母性』を見る。なんといっても高畑淳子の怪演。意地汚くものを食べながら人をなじる仕草のうまさにただただ感嘆。ちょっと脱線、Wikipedia記事曰く高畑淳子のテレビドラマ初主演は2006年、50歳を越えて初の主演というのがおもしろく思えた。私はこの作品に出てくる、ある女優さんの顔のかたちが苦手。前世で嘘をついたり人を騙していた、宿業が顔の造形に表れている。
・映画館で『君たちはどう生きるか』を観た。なんだったんだあれは。というのがしばらくの間の感想だった。とりあえずもう一回観たくなった。ただ、「このシーンが好きだったな」とか「あの登場人物が好き」とかは無かった。
・Twitterが大規模な不具合に見舞われた。と、書くのが適切なのかどうか分からない。分からないがタイムラインを更新できなくなった。かれこれ13年近くこのサービスを利用していた。Twitterを通して知ったことは本当に多くて、Twitterのおかげで知り合えた人もあった。無料でこれだけ楽しませてもらったんだしこれで終わってもいいや、と思うことにしたい。
・2003年のJAZZ LIFEの古本を買った。裏表紙の広告がKORG KARMAだったから時代を感じた。20年前だ。
・いろいろなものの値段が高くなっている。食料品とか消耗品もだけれど、小型家電とかそういうものも。同じ機種でも値上がりしていくから、早めに買っておくのがいいんだろう。
・山岳遭難についてのページを見ていた。それから愛宕山の遭難者について、とか。自分が歩いたことのないルートとか、見たことがない滝のこととか。ケーブルカー廃線跡のこととか。
・本格的に夏が来たら開襟シャツにスラックス、下駄かサンダルに手拭いという身なりで過ごしたい。
・あるとき橋の上に立つとすごく風が強く吹いていた。国道を走る車から半身を乗り出したみたいだった。風景はきわめて静的なのに、何か、意思とか主体性みたいなものを少し感じた。
・G-SHOCKの話。またしても5900シリーズにコラボモデル。POTR × G-SHOCK DW-5900。型番は不明。https://www.yoshidakaban.com/product/113252.html
・G-SHOCKのことを考えていたが、そんなことは、全く1ミリも考える必要がないことだった。5900や6600などに見られるグラフィック表示の「意味の無さ」には基本的に肯定なのだが、ふと鬱陶しく、余計に感じることがあった。特に5500なんかの必要最低限が整列した文字盤のシンプルさを見るとそれは一層強まるのだった。
…………ただ、他に考えるべきこと(今の気力に見合ったすべきこと)とか、考えたいこと(考えてこころよくなれること)がないから、そんなどうでもいい思念ばかりが湧いてくるのだろう。人間の頭には、いや私の頭には常に何かを考えてようとするはたらきがあるのだ。その自動性が憎い。
冷静になって、ひとつひとつ考えていくと腕時計なんか要らないわけで。使わなくていいエネルギーを使ってしまっている。
・記録。変な起き方をした日があった。意識が覚醒しきっていないまま小用のために身体を動かした。小用のさなか夢の中なのか分からなくて少し怖かった。意識が清明になったあとから書き表すなら、身体の前数センチだけあるいは輪郭だけ目覚めているといった印象だった。夢の中でトイレに行ったのが現実で遺尿をやらかす、みたいな事象が世の中に存在することを思い出した。もしかしたら自分にもそういう経験があったのかもしれないが、少なくとも記憶には無い。まだらボケとか認知症の当事者がかかえる不安感はこれに近いのかもしれない、と天啓のように気付いた。
・自分が死んだらあとに泣く、泣いてくれる人間は3人ぐらいはいるだろう、か。とふと思った。3人もいれば充分だとも。自分が大切にしている人と自分との永遠の別れを想像すると他人事のように悲しくなった。それは睡眠や栄養が不足したことで起こり増幅される類の悲しみだったのだが、永別とはやはり物語的であり、場面転換として適格の出来事だと冷静に考えた。
・いいなと思った動画。ただ少々めまぐるしい。
・「涼宮ハルヒの憂鬱 文庫本型ポーチコレクション」のガチャガチャを見つけられたので3回まわした。「憂鬱」「暴走」「消失」と、欲しいものが被りなく出てきて嬉しかった。7月あった良いことがこれ。