ここしばらくのカメラに関するつぶやき

 

 ・ホワイトミストというフィルターを買った。こっちに入ってくる光を拡散させて飽和させる効果がある。シリアスなシティスケープには向かないが、日常をインスタグラマーみたいに(乱暴な表現)切り取るにはぴったりだと感じた。コントラストが弱くなって描写がゆるくなる。ハードオフとかでよく買った、曇りかけてるレンズってこうだったよなって思った。しばらくはEF50mm F2.5という私が気に入っているレンズに着けっぱなしにする。オールドレンズ遊びごっこ

 

 

 ・ちょうど良いサイズのカメラがほしい。フルサイズ一眼レフでは大きいし重いし、コンパクトカメラでは小さい。コニカC35ぐらいの、キャノネットぐらいのサイズの。手でむんずと掴む大きさのカメラ。ストラップをつけて首から掛けて、小さいストロボをつけたりしたい。X100シリーズがよさそう。あるいはα7cに薄いレンズを付ける。今気づいたんだけどキヤノンのRFマウント機にはEVFが無い機種がないんだね。ファインダーは無い方が良いときがあるんだよなあ。

 ・NIKON Zマウントレンズの何か単焦点がやはり欲しくなった。50か85か、人物を撮るために。でも寄れないのは嫌だしなあ、かといってマクロレンズってのも違う、せっかくなら開放F2.8よりは明るい方が嬉しいから。やっぱり社外のフォクトレンダー65mm?いやでもMFレンズでポートレート撮るのはしんどいしなあ……とか。悩んでます。ズームレンズのみでZシステム人生を終える計画が破綻しそうになっている。

 ちなみにポートレート撮影以外で欲しい(というか今の私に必要な)レンズは14-30mmF4。

 

 

 ・INSTAX SQUARE SQ1というカメラを改めてちゃんと知った。廉価モデルらしいがすごく良いデザインだ。Terracotta Orangeという色が欲しい。ボタンはシャッターボタンぐらいしか無いようで、電源ONはレンズを回す。露出補正も夜景モードもセルフタイマーも無くてフラッシュもOFFに出来ないらしい。なんという割り切りっぷり。シンプルデザイン、簡単操作と言えば聞こえはいいけど少しもどかしくも感じる。でもその思い切りの良さが気持ちよすぎる。それに富士フイルムが作るカメラだ、誰がどう撮ってもちゃんときれいに写るに違いない。ゆだねるしかない。なんといっても見た目がいい。飾っておくだけでも生活の質が上がる。

 

instax.jp

 

 

 ・ニコンZマウントレンズには28-75mm F2.8というレンズがある。非常に好きな焦点距離域だ。好感が持てる。平成初期を感じる。28mmはじまりの標準ズームって大好きだ、無駄に真剣な気持ちにならなくて済むから。肩に力が入らない、軽やかな撮影ができる、きっとこの28-75mmもそうだ。

 それから17-28mm F2.8というレンズもある。28-75の相棒にぴったりではないか。17mmというのも絶妙。この2本だけあれば日常から非日常まですべてをカバーできそう。調べたらこれらにはタムロンが関わっているらしい。どうりでこの少し不思議な、懐かしい焦点距離域。S-Line(高級ライン)ではない、という位置づけも個人的には好きだ。カメラ1台にこの2本だけ持ってどこまでも行きたい。そういう冒険心、旅行欲をかきたててくれる良いレンズだと思った。

 

 ・今さらながらライカSLシステムの簡素さ、必要最低限さを気持ちよく感じることがあった。2023年10月時点で単焦点レンズが8本、ズームレンズが5本。*1

 単焦点レンズの内訳は28mm、35mmが2本、50mmが3本、75mm、90mmとなっている。ちなみにF値は50mmF1.4以外は全てF2。それにしても潔いラインナップだ。*2これだけ揃ってれば充分でしょということなんだろう。充分でしょ。カメラ1台に1本か2本のレンズでいいんだよ。

 

 ・更にさっぱりしてるのがコンタックスGマウント。こちらは単焦点が5本(16mm,21mm,28mm,35mm,45mm,90mm)にズームが1本(35-70mm)。見てるだけで気持ちいい。本当はそんなものでいいんだと思う。

 

*1:参考。キヤノンRFシステムは単焦点が18本、ズームが15本。ニコンZシステムは単焦点が20本、ズームが17本

*2:2023年10月追記。21mm F2と14-24 F2.8の2本が新しくリリースされたようだ。ライカSLレンズがまだ増えることなんてあったんだ。