2021年12月のつぶやき

 

 ・七輪を出した。それから「ひっぱりだこ飯」の空き容器を卓上火鉢にしてみた。十分に熱を溜めた炭を入れて暖をとってみようと思い立ったのだ。しばらくするとガス警報器が鳴った。ものすごくうるさい。コンセントを抜いて、換気ののち差し直す。すると「有効期限が切れています」。すごい、お前はどうやって日付を知った?

 ・先月注文したペンを受け取りに行った。ウイスキー樽に使われていた木材を再利用して作られたものだ。木目が美しい。宝物がまたひとつ増えたような感覚。撫でて書いて撫でて書いてしよう。

 ・ドムドムハンバーガーで「丸ごと!!カレイバーガー」を食べた。よく噛んだ。どうやら「丸ごと!!カマンベールバーガー」も復活するらしい。

 ・東京へ行った。もう楽しくとも何ともない。心理的生活圏だ。初めて行ったときはワクワクしたのにな。仕方がないので江東区埋立地の方へ行き、織田裕二「OVER THE TROUBLE」を聴きながら、「いっちょ頑張りますか!!」などと青空に向かって叫び、前途洋々な若者のフリをしておいた。天気がよくて助かった。

 

 ・Grover Washington Jr.『Winelight』をヘビロテしている。最も有名な「Just the Two of Us」以外の曲も最高。聴くシティスケープといった感じ。「Winelight」「In the Name of Love」「Take Me There」が特にお気に入り。

 ・Steps Ahead『Modern Times』をヘビロテしている。打ち込みが良い感じに混ざっていてタイトでテクニカルなサウンドなのに、ウッドベースなのがすごいよね。違和感ない。「Oops」「Modern Times」がお気に入り。

 ・本多俊之サキソフォンミュージック』をヘビロテしている。本多俊之は演奏も音色も、普段どジャズばっかり聴いてる耳からすると品が良くて端正だ。「ラプソディ・デュ・ラ・リュシィ」「ロコモーション」がお気に入り。

 ・Steve Lacy『The Straight Horn of Steve Lacy』を聴いた。コードレスカルテットはやっぱり好き。ソプラノサックス、バリトンサックス、ベース、ドラム。枯れたサウンドは晩秋にぴったりだ。

 

 ・クロマチックハーモニカの練習をちまちま続けている。Cメジャーから始めて、G,D,A,E,Bと領土を拡大していく見通しだ。何年も欲しかったクロマチックハーモニカを手に入れたのは今年の3月だったんだけど、それまで持ってたブルースハープでは出なかった半音が出ることに感動した。お誕生日の歌の「ハッピーバースデー ディア○○ちゃん~~…… ハーピバースデートゥーユー」の「ハー」が出せることが嬉しかった。

 いつかはHendrik Meurkensぐらいヒラリヒラリと吹きたいな。でもいきなり上手い人の演奏を聴かないようにしてる、理想とか自分に求めるものが膨らんでしまうから。地道に基礎をかためていきます。

 

 ・『セーオーテヌグイ(西欧手拭い)《名》タオル地(パイル織)の手拭いのこと。さらし木綿の手拭いを、日本手拭い、あるいは、単に手拭いという。「このごろは、セーオーテヌグイばっかりになってきましたワ。セーオーテヌグイでは、姉さんかぶりしたかて、さまにならしまへん。スイ(粋)な柄の日本手拭いがホシオスナ(欲しいです)」。』(『京ことば辞典』東京堂出版

 

 

 ゆりかもめ。私は東京臨海部を歩くのが好き。パトレイバーのサントラを聴きながら。

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