2月14日はバレンタインデー!バレンタインデーとはDave Valentinの演奏を聴いて、彼のテクニックや軽快なフレージングを大切な人と確かめ合う日だ。
Dave Valentinはジャズフルートのレジェンドプレイヤー。”SMAPより再結成してほしいバンド”としてお馴染みSmappiesの一枚目『SMAPPIES - Rhythmsticks』に参加し一曲目でいきなりソロをとっているので、誰しも一度は知らないうちに彼の演奏を聴いているはずである。
「Obsession(Obsesión)」はPedro Floresの楽曲。元々は歌モノらしい。この曲は巨匠Herbie Mannとの共演アルバム『Two Amigos』にも収録されている。
Legends of Jazz: Dave Valentin - Obsession
ああ~!80年代の音~!(愉悦)
途中ではパーカッションも叩いている。どの楽器を持っても持ち替えのサブ楽器レベルではなく人を魅せる演奏になっているのは、そもそも身体の中にラテンのリズムが流れ続けているからだろう。この曲はアルバム『Jungle Garden』に収録されている。
普段は涼しげな音色に包まれている情熱が時折あふれてくる。これが彼の演奏の特徴だ。とくにこの動画では暑苦しいブラスとの対比で、よりクールにつややかに聞こえる。
"Spain" (Live In Studio) - The GRP All-Star Big Band
笛と名の付くものなら何でも吹いている。
GRP • Dave Valentin - Awakening [Live from The Record Plant 1985]
コミカルなステージングは彼が生粋のエンターテイナーであることの現われだと思う。個人的にはなんとなく高田純次を感じる。それにしてもスーツが似合うなあ。
いかがでしたか。次のホワイトデーにはMaurice Whiteのカリンバ名演奏を紹介したい。うそです、しません。